2016/04/03

コーチング後の振り返りレポート


No.2のコーチングプログラムでは、毎回のセッション終了後にコーチングの振り返りレポート(コーチングレポート)の作成を推奨しています。
※ビジネスコーチングのクライアントは原則必須になります


この記事では、その仕組みと、コーチングレポートの実施意義についてご紹介します。

【コーチングレポートの仕組み】

コーチングレポートの作成から共有までの流れは以下の通りとなります。


▼コーチングレポートの作成サイクル




コーチングセッションを実施した翌日に、No.2から事後メールをお送りします。
そのメール内には、レポート作成フォームのURLが記載されていますので、そのURLをクリックください。
そうすると、コーチングレポート作成のページにすすみます。


▼コーチングレポート作成ページ


必要項目を記入し、「完了」ボタンを押すと、レポートの作成は終了です。
記入をしたレポートは、作成完了後3日以内に、PDF形式で添付したものをメールでお送りします。


▼コーチングレポート(サンプル)




【コーチングレポートの実施意義】

コーチングレポートを実施する意義として、大きく3つ(企業コーチングの場合は4つ)があげられます。
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◆ 思考の整理
コーチとのコミュニケーション
コーチングの振り返り(PDCAの確認)
関係者との進捗・成果の共有 ※企業コーチングの場合
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◆ 思考の整理
コーチングレポートは、以下のような質問に回答しながら作成していきます。

・今回のコーチングで取り扱われた内容、得られた結果、洞察は何ですか?
・コーチングセッションにて決めた行動や思考の変化について、既に達成したこと、上手くいったことは何ですか?

このような質問に回答していく中で、クライアントは再度セッション内容を振り返り、アクションプランの確認をしたり、もう一段洞察を深めたりすることができます。


コーチとのコミュニケーション
コーチングをしていると、セッションの中では消化できなかったり、後から浮かんできた質問が生じることがあります。
コーチングレポート内にはコーチに伝えておきたいことを記入する欄がありますので、適宜ご記入いただくことで、コーチとのコミュニケーションをより密に行うことができます。


コーチングの振り返り(PDCAの確認)
一連のコーチングは数ヶ月に及ぶものがほとんどなため、実施期間が長くなっていくにつれ、過去の記憶が曖昧になる場合があります。
コーチングレポートを都度作成していくことで、自身のこれまでの歩みの確認をすることができます。
また、コーチングの振り返りを行うことで、自分の思考の癖などに気づくこともできます。


関係者との進捗・成果の共有 ※企業コーチングの場合
企業でコーチングを実施する場合、クライアント(コーチングを受ける対象者)以外にも、人事や上長の方などの関係者がいる場合がほとんどです。
コーチングのスポンサーがクライアント以外の場合、スポンサーである関係者にも報告する義務が発生します。
そこで、クライアントが毎回作成するレポートを、同時にスポンサーにも共有することで、リアルタイムにコーチングの進捗を共有する役割があります。


コーチングレポートを作成することは、次回のセッションの効果を高めることにも繋がり、結果的に一連のコーチングをより有意義なものとします。

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