2016/01/18

コーチングの定義


コーチングには様々な解釈や定義があるのですが、私が「プロのコーチ」をつけたい
とお考えのお客様にお伝えしているのは以下のようなことです。

まず、コーチングってどんなものを指すのかというとですが
「人生や仕事の中で、重要な意思決定をしたいと思い立った時に使う」
ものです、とお伝えしています。

そして、コーチングには以下に記載する5つのフェイズ(ステップ)があるということも
併せてお伝えしています。

▼コーチングの5つのフェイズ
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1)今の現状を打破し、目的を達成するために「最も重要な課題」の対話による抽出

2)その課題を解決するための方法や選択肢をできるだけ多く「共に」考える

3)実際に行動に移すことができるようにプロトタイプ(試作、アクションプラン)を本人が主体的に作成することを支援する

4)進捗を共有し、より良い実施策を共に検討し、修正を行う

5)1〜4までのプロセスを本人自らが認識し、コーチが介在しなくても自力で考えられる能力を育む。
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この5つのフェイズを踏むのがコーチングだと考えています。

これは私の意見ですが、1〜4までのフェイズをいかに速やかに行うことができるか、
ということが成功の鍵を握っています。

新しいことを始めるときには、熟考することも必要ですが、
なるべく早く思考の整理をし、新しいアイデアを速やかに実施し、
フィードバックを得るというサイクルが重要です。

そして、このプロセスを反復的に繰り返すことにより、
「フェイズ5」の自力で考えられる能力が育まれると考えています。
いかがでしょうか。

コーチングというものがどんなものか、少しでもイメージがふくらんだとしたら幸いです。


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